冬の間にメンテナンス。
久松農園は年間を通じて野菜を作っていますので一年の中で区切りはなく、この時期は春や夏の計画準備をし、そして夏になれば秋冬の準備をしてと仕事は続いていきます。
そんな中でも少しゆっくりできる時期が1月でしょうか。
春の種まきなどは徐々に始まっていますがゆっくりです。朝も霜ががっちりと降りるので畑に機械を入れたり、作業をするのは日中の限られた時間になります。トマトやナスなどの夏野菜の育苗は2月に入ってからスタートです。その育苗が始まるまでの今が身体的にも気持ち的にも余裕をもって過ごせます。
こんな時だからいつもできない大きな計画の見直しや、作業に使う機械などのメンテナンスをしています。
久松農園のメンバーは自他ともに認める素人集団です。
素人でも農業ができるのはサポーターの皆さんのおかげです。ある程度の事は自分たちでできるようになっていたいですが専門の事はプロに任せます。幸い周りにはその道のプロがたくさんいてサポートしてくれます。
年末年始は機械のプロをお迎えして機械メンテナンス講習をお願いしました。
こちらは Mr オカダ。地元の農機具屋さんの若旦那です!(ああ、イケメンなのに顔が見えなくて残念)
トラクターや作業機などに不具合があるときなどなんでも面倒を見てくれる頼りになるお兄ちゃん。
基本的なオイル交換、ラジエーターの水の交換、グリスの注入など私たち素人に丁寧に教えて頂きました。
教科書やネットで調べてもこれくらいのことはできるのですが現場で実際にやりながら説明を受けると、それ以上の知識だったりプロの技なんかを見ることができとても勉強になります。
学んだことを体で覚えるだけではなく、しっかり記録して言語化して残し、次に引き継げる状態にする。
これを徹底的にやることで素人が素人を育てるという事に非常に効いてくるのです。
もう一人の講師は Mr サカイ。
この日は小型のエンジン機会についての講習でした。主に刈り払い機とチェンソーについて。
こちらも日常のメンテナンスから刃の交換、研ぎ方までしっかりご指導いただきました。
とにかくいつもの掃除を大切にすることで不具合なく長持ちさせられるという事で講習後,早速掃除用品を購入。
こちらも点検マニュアルなどを作って誰でも安全に適切に使えるようにしていきます。
しっかり講習を受けた後はサカイさんのチェーンソーアートをご披露いただきました。
ただの切り株から徐々に形が出来ていき、新たな命が産まれるような不思議な魅力です。
お二人の講習をしっかり活かして自分たちでできることはしっかりやり大切に機械をつかっていきます。
いつもありがとうございます!
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