12月の畑

12月の畑

今年は寒いです。

ここ数年、特に10−11月の気温が高過ぎて年内に物が前倒しで出来すぎてしまう傾向にあったので今年は押さえ気味に作付けたところ、見事に順調に気温が下がってしまい（笑）、葉物が全体にちょっと遅れ気味。来週の寒気は”今季最強”だそうで、ハラハラしております。

その分野菜にはしっかり味が乗ってきました。茨城の露地野菜の本番は何と言ってもがっつり霜が降りてからです。冬の入り口までにがっちり育て、じっくり寒さに当てて味を深めて行くのが冬野菜です。これから真冬にかけて寒さと乾燥で傷みは出てきますが、滋味のある野菜をお届け出来ると思います。

朝の畑はガチガチに凍てつく氷の世界。

白菜は頭から傷んでしまうので、ヒモで縛って中まで冷気が入らないようにします。こうすることで中央部分の結球を促す意味もあります。

黒柳徹子でございます。ルールルー。

葉物もガシッと寒さに当たって味が深まります。うまみの強い小松菜です。

11月デビューの石崎さん（イッシー or 石ちゃん）はだいぶ慣れてきました。名人ナカヤマがイッシーに作業機の交換を指導中。私は人にモノを教えるのがとても下手でなので、今回の新人には直接指導をできるだけ避け、2人のスタッフにおまかせして眺めています。

旬の冬野菜でカレーなど。たっぷりの野菜をグッツグツに煮込んでつくると誰でも美味しく出来ます。