10月後半の畑
9月の記録的な日照不足と長雨で、全国の農業に悪影響が出ています。ウチでは、早い葉物やダイコンに病気が出たほか、コガネムシの大発生で多くの野菜が食害を受けています。10月半ばからは秋らしい青空が続き、ようやく野菜たちも元気になってきましたが、秋冬野菜の大不作は避けられません。販売担当の十川は必死のやりくりです。
天気はダメでも、人は充実の秋。新メンバーや短期の研修生がやる気に満ちていて、仕事ってこんなに楽しかったっけ?と驚くくらい、楽しい日々を送っています。実際、僕も表情が穏やかになったとよく言われます。
左から、岩ちゃん、チサキ、シノ。今月は、農場長経験者が4人というドリームチームです。仕事早い早い。勢い余って、毎晩のように飲み会になってます。
長期研修することになったユカリン。穏やかですが、秘めているものは熱いようです。
畑は充実してきました。これから11月にかけては、一年でもキレイな時期。
サラダ用に色とりどりの葉野菜をセットでお届けしております。結構ボリュームあります。
今週の作業は、葉物を蒔いては被覆。蒔いた葉物の除草、ねぎの土寄せ、土づくりのための米ぬか撒き、大根の間引きなどなど。やることは多いですが、何せメンバーがメンバーなので、バリバリ片付きます。毎日、もっと仕事寄こせ、と言われている感じ(笑)
深刻なのはコガネムシ害。作付け量全体の半分に何らかの影響が出ています。畑によってはほとんどの作物が食害を受けるほど。根をかじられてしまうので、葉物類は生育が止まったり枯れたり、根菜は奇形を生じやすいです。ほうれん草とレタスが特にひどい。
いろいろあるけど、秋の空は今年も美しい。
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