武家草鞋
12:24 31 5月
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5月もあっ!と言う間に過ぎ去り、夏に収穫する野菜が続々畑にデビューして行き気がつけば6月突入。
梅雨入り前に雨がよく降るので、雨の前に急いで畑に苗を植える準備しておいて、雨降ったらハウスでトマトの世話をして、雨あがりすぐに畑で苗を植えて、収穫して、草刈りしてまた雨で..お天気に翻弄されてます。マナブです。
数値で見てる訳ではありませんが、年間の気温の積算と降雨量は結局そんなに大差ないような気がするので、梅雨前によく雨が降るってことは空梅雨なのかしら。
そんなこんな農園のスタッフは社員3名(Boss以外で)、研修生3名。
研修生はそれぞれ、研修期間は二年間で、農園を卒業して独立して行く予定です。
この二年期限のチームにどれだけ学びがあり、実際に現場を進めて行けるか、メンバーそれぞれの協力関係が非常に重要になってくると感じています。
私の通勤片道60分の合間の朗読CD習慣、細々続いてます。
最近グサッと来たのが山本周五郎の「武家草鞋(ぞうり)」。
とにかく正しい事を貫こうとする武士が世間に馴染めず放浪し、世間の俗悪さにほとほと嫌気がさして脱俗しようとした時に、世話になった老人に「自分の非を一度も省みないのはいかがか。世間は自からの周囲への働きかけによって作られるものなのでは」
と言う言葉に武士は雷に打たれたような衝撃を受けるのですが、私にもグサッと来ました。
ガチャガチャした日々に自分は結構がんばっているとか思いがちで、コミュニケーションがおろそかになり、「分かってくれよー」と一方通行になりがちです。実際にはその逆で、忙しい時ほど日頃の関係性、チームワークが試される。
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