ネジの誠和
12:10 14 9月
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あの暑い日はどこへやら、トマトの収穫が終了してしまいました。
涼しくなってしまったので夏の疲れをゆっくり抜いて行こうかなともくろむマナブです。
今回はネジの話を。
農業機械にはネジが結構ついています。
特に可動部分のネジは劣化、欠損しやすいです。泥除けカバーのネジが欠損したりすると、機械を操作している人に泥がもろにかかったりするので、ネジの欠損に備えて在庫をいくらかしておきます。
ありがたいことに農園の近くに近隣のホームセンターにネジを卸している「ネジの誠和」さんがあります。
元卸しだから原価で買えるので、ホームセンターに行くより安くて確実ありがたいです。ネジの誠和になければホームセンターにも無いのです。
うだるような暑さの夏のある日、泥除けカバーのネジの在庫がなくなったのでネジの誠和へ。
事務所とネジのストック倉庫がくっついた感じの建物のネジの誠和に到着すると、まずネジのストック倉庫で持参したネジとナットを倉庫の主「おにいさん」に見てもらいます。
おもむろにノギスを手に取ったおにいさんは「どれ?見せてみな。これの?ステンレス?あ、このナット鉄しかねぇわ。鉄にしときな。何組?10ね。」と火野正平似の渋い声でささっと決めてくれるので常にお任せコースです。
シロートが踏み込めない雰囲気ムンムンのおにいさんがネジの箱がずらっと並ぶ棚に消えている間、「あの声だからきっと歌が上手いんだろうなー」とか想像していると「はいよ、じゃあとは事務所で」と値段などなにやらメモをした袋にネジを入れて手渡してくれます。
「2mmのネジ発注して1.2mmが納品されてるんだけど、どうなってんのかな~?」とネジ業界全開トークが繰り広げられる事務所にて、1組20円のネジに領収書を切ってもらいます。
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