野菜の目線で野菜を観察する
19:50 05 4月
in Blog
マナブです。
農園では、幅広く野菜の産地を行き来しプロの農業者向けの栽培アドバイザーとして活躍されている方に講師として来ていただき、定期的に勉強会を開いたり、勉強した事柄を実際に畑で観察し解説していただく時間を設けています。
講師の方が私たちに繰り返しおっしゃる事の一つに「野菜の目線で野菜を観察すること」があります。
自分なりにこの言葉を解説すると、教科書の知識を詰め込んで、久松農園のこれまでのやり方に疑問を持たずに日々受け身に仕事をしていても、応用が効かず農業者として先細りになる。日々畑に出て野菜を野菜の目線で観察し、今何をすべきか、得た知識を現場で活かす感覚を養ないなさい、と言うことだと理解しています。
アドバイスされた事を一つ一つ実践して行くと、畑の湿り具合はどうか、野菜の葉っぱの色や数、花のつき具合、茎の太さなどなど..今までさーっと歩いて観察していた畑も注目する点だらけなんだと気がつきます。
日々作業に追われがちですが、一歩引いた視点から仕事を見つめ直せる大切な時間となっています。
No Comments