Farmめぐる
07:30 25 1月
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長野県佐久市でほうれん草、ズッキーニ、インゲン等を生産しているFarmめぐるを訪ねました。三度目の訪問。代表吉田典生さんは就農前からの知り合いです。
事務所の前には、寒干し大根がずらり。このほか、切り干しもつくっているそうです。早速機械の情報の意見交換など。
手づくりの事務所は明るく、機能的です。天釣りのプロジェクターは情報共有に便利。すぐ真似します。さきほどスクリーン注文しました。
今年の作付計画、受注管理について詳細に説明して頂きました。
僕もいろいろな農業者の経営内容を聞きますが、ここまですっきり整理されている農園は非常に珍しいです。僕なりに理由を分析すると、
・そもそも明確な「狙い」があって全体が組み立てられているから
・複数のメンバーで共有しながら計画を練っているので、言葉で整理されているから
・他者に開示してフィードバックをもらって改善しようという意思があるから
だと思います。ウチのスタッフに共有したい「おみやげ」をたくさん頂きました。
有機農業というと、多品目で個人宅配というスタイルに目を奪われがちですが、これから本当に伸びていくのは吉田さんのような流通出荷の経営です。周年栽培が難しい寒冷地だからこそ、いち早くそこに取り組んで成功しています。
Farmめぐるのもう一つの特徴は、チーム性です。スタッフの方も同席して下さったのですが、良好な関係の中でチームとして仕事をしているのが伝わってきます。ただ人数がいるだけの「集団」と、メンバー間に機能性がある「チーム」の違いは、仕事の成果に直結します。日の浅い一年目のメンバーでもしっかり溶け込んで役割を果たしていることこそ、チームが機能している何よりの証拠でしょう。
いいメンバーだ。今度はスタッフを連れて行きます。
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