さわやかな朝を迎えるために
05:27 21 1月
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夜中にふと目が覚め、気がかりな事を思い出し、考えているうちにどんどん不安になって、どんよりとした朝を迎える。小心者の僕には、そんなことがよくあります。それでも、スタッフや協力してくれる人たちの顔が頭に浮かんで、なんとかなるだろう、と気持ちが緩めば、また眠りに付くことが出来ます。2回に1回くらいですが(笑)。
一人でやっていた頃は、そうではありませんでした。
こなせるはずもない仕事の量、先行きへの不安。頭に浮かぶのは、先を行くライバルたちの顔。「友がみなわれよりえらく見ゆる日」は誰にでもありますが、一緒に花を眺める人が持てないと、一人で抱え込んでしまうことになります。プレッシャーは時には必要なものですが、良質で十分な睡眠に比べれば、それほど大事なものではありません。
年をとって、ダメな自分をある程度受け入れられるようになりましたが、今でも心の根っこに劣等感があります。自信の無さから来る焦りで、「今のままじゃダメだ!」という不安を周りにぶつけてしまう時があります。これではまるで、眠れない夜に他の人を起こして回っているのと同じですね。申し訳ないです。
近しい人にはなかなか素直になれないものですが、距離のある相手には、いい意味で他人として接することができます。話を聞いてくれたり、仕事をお手伝いしている人たちが喜んでくれることが、僕自身の自信につながっているのを最近実感します。目が血走っているようではいい仕事ができるわけはないので、自分も周りもゆったり眠れるような場づくりができるといいなと思います。
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