常陸太田見学会!!
どうも。
スタッフのボンズこと大貫です。
去る2月19日 茨城県内の有機農家さんたちと常陸太田の農家2件を見学させていただきました。
まず1件目は栗原農園さん。
水耕栽培でこねぎやサラダ野菜をメインに栽培されており、その他ハーブや露地野菜、お米の生産も行ってます。
栗原玄樹さんにあったかいハウスの中で農園について語っていただいております。
まずはじめに案内してもらったのが生産のメインであるこねぎのハウス。
ずらーっとキレイに並べられたネギたちに驚愕。。
キレイに揃って成長している〜!!!
当たり前だが、土がない!!!
わたくし、恥ずかしながら水耕栽培とうものをちゃんと見るのは初めてで、いつも自分が見ている畑とは全くの別世界が広がっていました。笑
土がなくても野菜を作ることが出来るということに改めて驚きでした。
次に案内してもらったのが白ネギ。
調整作業しているところにお邪魔しました。
ネギの皮を風圧で吹き飛ばしながら奇麗にしていく作業です。
ピッカピカ!!!!!
このネギの調整作業もいずれパートさんや別のスタッフに引き渡していくそうで、マニュアル作りのために自分たちがやったらどれくらいの時間でどれくらいの量をこなせるかというデータを常にとっているそうです。
データ収集の徹底ぶりは僕も学ばなければ・・・
次に案内してもらったのがサラダ野菜のハウス
かわいい野菜たちがめちゃくちゃキレイに並んでおります!
もう圧倒されっぱなしでした笑笑
葉肉は薄めで柔らかく優しい感じでしたが味はしっかり。
露地でやっている久松農園の野菜たちとはまた違ったテイストの野菜ですね。
これで安定供給できるとなると飲食店とかは使いたがるのでは。。。
それにしても水耕栽培おそるべし!農業を始めて1年弱の私ですがまだまだ知らないことばかり。。。
勉強になります。
案内してくれた栗原玄樹さん、なんと僕と同い年!なのに栽培や経営のことまでしっかりやられていて・・・
熱く楽しそうに将来のビジョンを語っていた姿はまぶしすぎでした。
僕も負けてはいられません!!!
もっといろいろ見たいという気持ちを抑えつつ2件目の農家さんへ。
2件目は春友ぶどう園の武藤さんのところへ
さすがに今の季節葡萄はなっておらず、農園のことや設備、栽培技術等について語っていただきました。
武藤さんの住んでいる地域には約60件もの葡萄農家さんがいるそうで、大きい規模でも約2町歩。
春友ぶどう園は約1町歩の面積ですべてのぶどうが施設栽培されています。
という話をしてすぐに畑全体が見えるという山のうえへ。
と、思いきや
堆肥置き場へ寄り道。
!!!!??
でかっっっ!!!
写真では分かりづらいですが相当な山です。
2年間かけて堆肥を作り込んでいくそうですが、年間5回この山を手作業で切り返しをおこなうとのこと。。。
考えただけでつかれそうです。
そして目的地へ
ここから見える施設すべてが春友ぶどう園のハウスとのことでしたが、素晴らしいロケーション!他の季節にまた見に来たいですね。
この規模のハウスでぶどうを栽培していらっしゃるのですが、年間約100種類ものぶどうを育てています。
1週間おきに出荷する品種が代わるように栽培のコントロールをしてサイクルを作って販売を行っているのだそうです。1週間で品種が代わってしまうので来園希望の方はお望みのぶどうにあえなかったりもするとか。
販促に関しては口コミだけ
FacebookやtwitterなどのSNSは一見さんのお客さんが多いからやらないという。
農家に限らず、どこの企業でもSNS販促はもはや必須でやっているような時代ですが、武藤さんはやらないと…
これも自分の中でコンセプトやビジョンをしっかり持っているから出来ることなんだろうなと思う。
それでいて経営がしっかり成り立っているのだからすごいなと思う。
このあとは山を下りてハウスのなかを見せてもらいました。
まだ順番待ちのハウス
ハウスの中には暖房器具が点在してました。
こちらは加温し始めたばかりの3重張りのハウス。
いろいろ話していただきあっという間に時間がすぎてしまいました。
武藤さんは熱い技術者というような印象でした。
僕も自分の技術を磨いて熱く語れるよう努力して行きたいと思います。
今回、僕たちがやっている農業とは違うスタイルの農家さんを2件見学させていただきましたが、いろいろと持ち帰れる情報がたくさんあり、すごく有意義な時間が過ごせました。
スタイルの違う方から話を聞くと、いつもとは違う角度から自分たちのやっている農業を客観的に再確認でき、いい経験になりました。
最後に、お忙しい中時間を作っていただいた栗原さん 武藤さん ありがとうございました!
また、この見学会を企画してくださった布施さん ありがとうございました!
ボンズ
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