久松農園オフィシャルサイト | 公開質問への回答 ひっぱりくん(チェーンポット定植)について
久松農園(HISAMATSU FARM)筑波山と霞ヶ浦に挟まれた、茨城県南部の土浦市(旧新治村)で、1999年より有機農業を営んでいます。寒すぎず、暑すぎないこの地では、四季を通じて野菜を露地(屋外)で栽培することが出来ます。私たちは、季節の中で育まれる、年間50種類以上の野菜を、お客様に直接お届けしています。代表:久松達央
久松農園,久松達央,HISAMATSU FARM,茨城県,土浦市,有機,有機農業,露地野菜,野菜,無農薬,野菜セット,野菜定期便,畑からの風だより,宅配,生パスタ,米粉,にんじんジュース,かきもち,トマト缶,オンラインショップ,Fushimi,Yuki,伏見友季
174642747
post-template-default,single,single-post,postid-174642747,single-format-standard,ajax_fade,page_not_loaded,smooth_scroll,,wpb-js-composer js-comp-ver-6.6.0,vc_responsive

公開質問への回答 ひっぱりくん(チェーンポット定植)について

公開質問への回答 ひっぱりくん(チェーンポット定植)について

14:49 27 1月 in Blog
0 Comments

自然農園アグリーモの森和也さんよりご質問いただきました。

内容的にはニッテンの営業に聞くのがいいと思いますが笑、自分なりに回答します。

Q 先日、日甜の営業マンと会う機会があり、ひっぱり君と播種機セットの説明を受けましたが、実際に使われている方のご意見を伺いたく今回の質問となります。

1点は播種機セットのなかの「ネトマール」とか言う根絡み防止の資材があるのはご存知かと思いますが、久松農園さんでは使用されていますか?使用されていない場合、ブロッコリー、カリフラワー等の実際の定植作業で絡み合った根が切れづらく、作業上の不備があるかどうかをお伺いしたいです。

A  使っていません。久松農園ではむしろ育苗時に根を下の土にまで行かせています。(有機培土だと肥切れしやすいので)。
邪魔になるようなら、大した数ではないので定植時に育苗箱の底の根を包丁で切るといいでしょう。

Q ひっぱりくん本体を引くとき、あらかじめ畝を立てた状態で作業をされていますか?

A   太陽熱処理後の平畝です。ブロッコリーなどは土寄せしたいですが、10月初めまで防虫ネットをかけているので、木が茂ってしまうのと、元々条間が狭いのとで土寄せには入れないケースがほとんどです。土寄せできるならそのほうがいいでしょうね。株がしっかりするので。

 

※ちなみに余談ですが、株間が30cmで固定される事のデメリットは大きいです。苗の揃い、肥培管理によりますが、ブロッコリーなどの場合一般的に秀品率は下がる事はあっても上がる事はないでしょう。ウチは作業の平準化のためにも定植のスピードアップはそれなりに意味がありますが、チェーンポット導入のコスト(直接の投資額と栽培上のデメリット)に見合うメリットがあるかは、その人の置かれている状況によります。よく検討されることをお勧めします。

 

 

 

No Comments

Post A Comment