富士宮訪問記。
先週末は静岡県富士宮市にあるビオファームまつきさんへ。
朝茨城を出発し、いつも仲良くさせていただいて大変お世話になっている
飲食イケメンプロディーサー子安さんと都内で合流、東名にのって車を走らせました。
お天気も良く都内からも遠くに富士山がきれいに見えましたがだんだんとその姿は大きくなり
裾野まで一望できるところまで。
富士宮市街を抜けて山道に。森林浴を楽しみながらレストランビオスへ到着。
ワタシは農業の世界に入る前の数年前、テレビの「ソロモン流」でとり上げられていたのを見て
ずっとずっと憧れていた場所。
ランチ、ディナーともに2種類のコースから選べます。
今回はは季節野菜のフルコース、『 シャンペットル』 をいただきました。
松木さんのしなやかなサービスにまずはうっとり。
BOSSヒサマツとはFBやメールなどでのやりとりは以前からあったみたいですが
リアルにお会いするのは初めてだったようで。まだこの写真は両者やや緊張ぎみ?
コースの説明は実際に使っている野菜をテーブルまで持ってきていただき
色んな畑のエピソードも加えながら説明をしてくれます。
畑からお皿まで・・・素敵です。
そして手元のメニューには素材のみ書かれています。
いったいどんなお料理が登場するのかそんなワクワク感がいいですね。
想像はしてみるものの実際にテーブルに運ばれてきたお料理に感動。
シェフのインスピレーションで作り上げられるプレート。どれも圧巻です。
そんな興奮を何度も覚えながらの食事でしたがカメラマンのミッションも果たしています。
そしてお店の素敵な計らいでデザートもチョイスさせていただきました。
お野菜のコースというとなんだか物足りないとか女性向けといったイメージを持たれるかもしれませんが
そんなことは全然ありません。
もちろん一つのお皿に1つの野菜をフィーチャーしてるのですが、お肉、魚介類といった他の食材とのバランスが十分満足いくコースに 組み立てられています。
なんと言っても目の前に畑が広がり(遠くには富士山が)、農場スタッフが野菜を育て、
その畑でシェフ自ら収獲し、調理してお皿に仕上げる。 この全体が素晴らしいですね。
生涯忘れられない食事になることでしょう。
食事の後は個室へ移動し、ランチタイムのお仕事が終わった松木さんとお話させていただきました。
農業研修時代のお話から、BioDeli、Bios、そして静岡駅近くにオープンされた Le Comptoir de Bio-s の
お話。 数々のエピソードを赤裸々に語っていただきました。 畑とレストラン、野菜セットのお客様、加工品、
それぞれの位置づけ、考え方など意見交換させていただき非常に勉強になりました。
すっかり日も暮れて。灯りのともったお店も雰囲気あって素敵ですね。
そして夜も引き続きお付き合いいただいて地元のお店で宴会。
農場長の渡邉さんにも加わっていただきより深いざっくばらんな会話でてっぺん越え。
翌日大阪に出張という松木さん。多忙な中貴重なお時間をいただきどうもありがとうございました。
私たちはというと翌日は副農場長、河野さんのご案内で畑を見させていただきました。
いや~、富士山がみえるのですよ。いいですね。
とは言っても中山間地の難しい環境。 もとは田んぼ(棚田)であった所をちょこちょこ畑にしてある場所なので
一枚の畑が小さいのです。大きく分けると20か所。枚数にして実に80枚を超える畑の数。
管理するだけで大変ですね。 厳しい状況の中でも渡邉さん、河野さんを中心に試行錯誤しながらスタッフを
まとめて仕事をされている姿勢。見習う所が非常に多く、関心させられる場面ばかりでした。
ワタシはこの1年近くさまざまの農場にお邪魔して見学されていただきまいたが、ご夫婦やご家族で経営されて
いらっしゃるところがほとんどでした。
今回は農場スタッフ6人のチームで回している農場を見させていただき今の久松農園にとってより身近な問題、
そして改善していくためのヒントなどが多く得られた訪問でした。
充実の2日間。 どうもありがとうございました。
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