久松農園オフィシャルサイト | 新玉ねぎがみずみずしいのは
久松農園(HISAMATSU FARM)筑波山と霞ヶ浦に挟まれた、茨城県南部の土浦市(旧新治村)で、1999年より有機農業を営んでいます。寒すぎず、暑すぎないこの地では、四季を通じて野菜を露地(屋外)で栽培することが出来ます。私たちは、季節の中で育まれる、年間50種類以上の野菜を、お客様に直接お届けしています。代表:久松達央
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新玉ねぎがみずみずしいのは

新玉ねぎがみずみずしいのは

19:15 28 5月 in Blog
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2012-05-27_08
2012-05-24_14

新玉ねぎ収穫中。昨年は大豊作でしたが今年は例年通りの出来。小玉中心のおとなしい結果になっています(笑)。身は締まっていて味は上々です。

新玉ねぎは早く出来る早生と、もっと時間のかかる晩生の2種類を栽培しています。早生種は早く出来て美味しい新玉ねぎになる分、貯蔵が利きません。一方で晩生種は時間がかかる分(6月中下旬の収穫)保存が利きます。

その訳は玉ねぎの断面に。これが今収穫している早生種を割った所。玉ねぎの葉を鱗片葉(または鱗葉)と言いますが、皆さんが普段使われている玉ねぎとの違いお気づきになりますか?

玉の大きさは同じでも、葉数が少なく一枚一枚が水分をたくさん含んで厚いのが早生玉ねぎの特徴。これが新玉ねぎのみずみずしさの正体です。サラダでも美味しいですし、火を入れて軽く水分を飛ばすと甘みが出ます。水分が多いので傷みも早く、長くは持ちません。一方この後出来てくる晩生種は鱗片葉の枚数が多く、それぞれは薄い。枚数で大きさを稼いでいるわけです。その分貯蔵性はいいのが特徴です。こちらは生で食べる甘さよりも煮込んだ時にしっかり味が出るタイプです。

品種の違い・栽培の違いを畑で観察していると自ずと食べ方も分かってきますね。

6/16(土)の農場見学会もまだまだ募集中です!
http://blog.hisamatsufarm.com/133440618

 

 

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