オリバー=ストーンの映画『スノーデン』を観ました。
11:34 06 9月
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アメリカ国家安全保障局 (NSA) の元職員エドワード・スノーデンが主人公の作品で、米国政府が極秘に民間通信会社や電話会社を通じて、世界中の市民の電話・メール・SNSを監視していることを彼が暴露した実話に基づいています。
facebook, google, appleなどの企業が、結果的に米政府の盗聴・監視に全面協力している様子や、現代のスパイの実態が分かってとても面白いです。難しい題材ですが、エンターテイメントとして上手にまとまっていて飽きさせません。
この告発の後、オバマ政権は監視の方針を大きく変更せざるを得ませんでした。それから3年以上経っても、米国内でこの映画には出資が集まらず、制作が難航したという事実に米国の闇を見ます。
映画の中では、日本での工作も語られています。日本が同盟国でなくなった時に、発送電、交通インフラ、金融システムが麻痺するマルウェアが仕込まれていると描かれています。日本政府は米国の日本人への盗聴を拒否するが、あっさり実行されるあたりも見所です。
興味のある方はぜひご覧下さい。
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