久松農園オフィシャルサイト | 茅ヶ崎探訪
久松農園(HISAMATSU FARM)筑波山と霞ヶ浦に挟まれた、茨城県南部の土浦市(旧新治村)で、1999年より有機農業を営んでいます。寒すぎず、暑すぎないこの地では、四季を通じて野菜を露地(屋外)で栽培することが出来ます。私たちは、季節の中で育まれる、年間50種類以上の野菜を、お客様に直接お届けしています。代表:久松達央
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茅ヶ崎探訪

茅ヶ崎探訪

11:52 27 1月 in Blog
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土曜日に茅ヶ崎海辺の朝市にお邪魔してきました。お世話になっている伊右衛門農園さんから教えて頂いた朝市です。前身となる朝市は平成13年から始まったとのことで、場所や規模を変えながらもう10年以上も続いているようです。この日は年に一度の感謝デーとのことで、茅ヶ崎産の野菜を使った飲食店さんが出店していました。

野球場の駐車場にトラックがずらりと停まり、荷台に新鮮な野菜が並びます。人気のある農家の前には長い列が。スタンダードな根菜や葉物の他、目を引く色野菜も見えます。農家によるところはありますが、きっちり仕事をされている方達だな、という印象でした。朝市は8時からなのですが、渋滞に巻き込まれた私たちが着いた8時30分頃にはだいぶ売れた後でした。先発隊に聞いたところ、開始時間前から並んでいた人も多かったそうです。

お客さんは地元の方が多そうな雰囲気でした。中には飲食店や業者の方もいらっしゃるのでしょうが、基本的には地元の一般の方の普段使いというところでしょう。単発イベントと違い、毎週必ず開催する事で買う側も売る側も「アテにできる」のがうまく回る鍵ではないでしょうか。この雰囲気から言って、お客さんは安売りだけが目当てでないことは明白です。ここまで持ってくるのには、いろいろ大変だったろうなぁと思いを馳せます。

茨城にも安く買いたいお客さんだけが集まってしまう直売所がたくさんあります。僕は安売りのスーパーや直売所のすさんだ空気が大嫌いです。お店の人も、生産者も、買う側もダメだと思う。そういうお店はモノも良くないし、生産者も育たない気がします。経済をうまく回す仕組みがなければ、品質の向上など入り口で止まってしまいます。

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朝一の後は、合流した秦野のIさん、小田原のAさん、藤沢のYさんと共にお茶などしつついろいろお話。ちなみに皆さん同士はほとんど初対面です笑。

熊沢酒造のレストランで昼食後に伊右衛門農園さんへ。農家仲間のIさん、Tさんも加わって農場見学。(カメラの充電が切れて撮影がほとんど出来ませんでした。。)

1.8haの畑で露地野菜を周年栽培。多品目です。販売は自前の直売所、朝一、市場、ファーマーズマーケットなど。周りが住宅地ということもあってか、畑の前の直売所の売上比率がすごいです。

徹底した品種研究と丁寧な栽培管理。いいお客さんがついて、狙いがはっきりしているからこそそこに対して合理的なアプローチが出来るのでしょう。訪問に先駆けて野菜の交換をさせて頂いたのですが、頂いたお野菜にも、野菜の感想にも人柄と姿勢が感じられてうれしかったです。もう少し研究させてもらおう笑。

いわゆる”有機農家”というカテゴリーの中にも、本来は伊右衛門さんのような方向を目指したい人がたくさんいると思いますが、”有機”という手段に振り回されて目的を見失っていることが多いように思います。「どんな資材を使っていいのか悪いのか」とか「無肥料、不耕起がどーこー」とかいう袋小路に入り込む前に、誰のために、何のために仕事をしたいのかをしっかり考えるべきだと思います。

今日の結論:

「どうつくるか」は「どう売るか」である。

 

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