久松農園オフィシャルサイト | 公開Q&A 使用資材の有機JAS適合性について
久松農園(HISAMATSU FARM)筑波山と霞ヶ浦に挟まれた、茨城県南部の土浦市(旧新治村)で、1999年より有機農業を営んでいます。寒すぎず、暑すぎないこの地では、四季を通じて野菜を露地(屋外)で栽培することが出来ます。私たちは、季節の中で育まれる、年間50種類以上の野菜を、お客様に直接お届けしています。代表:久松達央
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公開Q&A 使用資材の有機JAS適合性について

公開Q&A 使用資材の有機JAS適合性について

21:40 21 12月 in Blog
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自然農園あぐりーもの森さんからひっぱりくんについてご質問頂いたので、ご回答します(ご本人承諾済み)。

Q 簡易移植機「ひっぱりくん」のチェーンポットは有機JASは通らない原材料との回答が来ました。久松さんはなぜ有機JASで認可されていない資材を使っているのでしょうか?

A 有機JASは、該当資材の製造工程で化学合成されたものが使われているかどうかだけを問うている規格なので、JASを通らない資材はたくさんあります。チェーンポットの場合はおそらく紙を貼り合わせている糊が合成糊だから×なのでしょう。他に久松農園で使っている物で言えば、生分解マルチ、テープナー(いわゆるカシャコン)の光分解テープ、一部のコート種子(ペレットのバインダーの問題)などはおそらく有機JASに通らないのではと思います。

僕は「おいしい野菜を育て、いい状態でお客様に届ける」仕事をしています。そのための合理的で最短・最適なアプローチのひとつが直販型有機農業だと思っているので、その手法(道具)を採用している、という立場です。道具はいろいろあった方がいいと思います。そこに縛りを受けるのは好きではありません。

医療の分野で言えば、患者を治す方法として、西洋医学も東洋医学もその他の代替医療もあります。日本では制度上ツールは事前にどれかに決めなければなりませんが、混合医療が認められている国もあります。この例で言うと、僕は患者を治すための合理的なアプローチをしたいのであって、「鍼灸師」とか「内科医師」とかいう手法にこだわりたいわけではありません。

 

Q 土壌および作物への影響はいかがでしょうか?
A  チェーンポットの紙の糊が土壌や作物に及ぼす悪影響が思いつきません。

Q 有機農家として名乗りづらくないですか?

A  JAS法は食品の「表示」に関する法律なので、「有機農産物」と表示したい場合にはこういう段取りをしてね、という基準です。名乗るかどうかとは別な話ですよね。それでも何か齟齬が生じた場合には、「自称・有機農家」とか「ジ・アーティスト・フォーマリー・ノウン・アズ有機農家」に変えるという手はあります(笑)。ちょっとネタが古かった。。

それは冗談ですが、生産プロセスだけではなく、販売上の問題など総合的な判断で「有機」表示をするかどうかを決めればいいと思っているので、そこはあまり悩んでいません。「有機」がちょっとイロモノに見える場面もあるので、あえて名乗らないケースもあります。

有機農業=手打ちうどん説」を読んでみて下さい。

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