久松農園オフィシャルサイト | 再録 「有機農業手打ちうどん説」(初出2010.03.06)
久松農園(HISAMATSU FARM)筑波山と霞ヶ浦に挟まれた、茨城県南部の土浦市(旧新治村)で、1999年より有機農業を営んでいます。寒すぎず、暑すぎないこの地では、四季を通じて野菜を露地(屋外)で栽培することが出来ます。私たちは、季節の中で育まれる、年間50種類以上の野菜を、お客様に直接お届けしています。代表:久松達央
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再録 「有機農業手打ちうどん説」(初出2010.03.06)

再録 「有機農業手打ちうどん説」(初出2010.03.06)

03:19 30 10月 in Blog
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2010年当時、あまり賛同を得られなかった感のある「有機農業=手打ちうどん説」を再録します。

従来の意味での有機農業は完全に「終わコン」(終わっているコンテンツ)だと僕は思っています。もっと言えば、そもそも有機の時代は存在したのか、が問われるべきでしょう。「昔は消費者が賢かったから電車に乗ってでも買いに来たもんだ」と聞いた事があります。それが本当にモノの価値だったのか、単なる希少価値だったのかは検証されるべきだと思っています。

人は自身の成功体験から簡単に抜けられるほど強い生き物ではありません。だからこそ、かくも多くの大成功したビジネスが30年で消えてなくなるのです。

もらったバトンはそのまま次の走者に渡してもただ汚れていくだけです。自分なりに握り、磨き、時には新しい物に変えて渡さなければリレーは続きません。

以下再録。

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八ヶ岳YESファームさんの記事。
「脱・有機農業」
http://yes-farm-blog.dreamlog.jp/archives/51406810.html
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・昔・・・と言ってはなんなのですが、「有機農業」といえば、それはそれで注目をいただける感じでしたが、僕の現在の農作業の中の位置付けや、この言葉としての氾濫によって、特別感が薄れてきた・・・という感じです。
・「有機農業」という言葉に抱っこされるのではなく、この農場で採れた野菜たちは美味しい、ということが前面に出せるようにしたいなあ、という想いです。

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同感。
「有機農業という言葉に抱っこされる」という表現がいいですね。そういう人たくさんいます。僕自身もそういう部分から脱却しなくては,と常々思っています。
言葉が浸透してくるとありがたみが薄れるんですね。いろんな人がそれを謳っちゃうし。
僕は最近「有機農業=手打ちうどん」説(仮称)を唱えています。
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1 安易に機械打ちに頼った質の悪いうどんがはびこった。
2 そこで「本来の」質の良いうどんを手打ちという言葉で表現・差別化した。
3 皆が真似しだしたが,手で打ったから必ず美味しいわけではない。低質の手打ちうどんという珍妙な物がたくさん出てきてしまった。手打ちだとむしろ腕の差が出る!
4 手打ちという差別化は無意味に。宣伝文句としても陳腐化。むしろ今さら手打ちと謳うのも恥ずかしい状況に。
5 機械もどんどん改良されて,安価で質のいい機械打ちうどんが台頭。まずい手打ちとの格差は広がり続けている。
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これってまさに,有機農業が辿っている道じゃないでしょうか?
30年前はいい時代だったんです。有機と謳っていればそれだけで珍しかったし,問題意識と技術のある人が取り組んだので「結果的に」いい物が出来てマーケットにも受け入れられた。すそ野が広がってくると,全体の質は落ちるし,目新しさも薄れるんですね。
ソニーは挑戦者だったから成功できたのに,ブランド大企業のソニーに就職する(ぶら下がる)人ばっかり入ってくるようになって落ちぶれて行った,という話と同じですね。しかも元々ソニーほど成功していない(笑)。
「自分も有機農業やってるんです」って嬉しそうに話しかけてくる人が結構いるんですが,悪いけどアンタに何のシンパシーも感じませんよ,と思ってしまいます(笑)。
自分はやるべきことをきっちりやって,周りはどうであれ自分のお客さんにいい物を提供していきたい,と思います。

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