農作業安全研修ご報告
こんにちは。
イッシーこと、staff石崎です。
遅ればせながら、1/22に農林水産研修所水戸圃場で行われた農作業安全研修に参加してきました。当日、僕は風邪気味(´・ω・`)・・・加えて、小雨まじりの天気の中でしたが、丸1日しっかり学んできました!
写真が無いので、拙い文章のみですが、ご報告します。初めて参加させて頂いたこの研修は、「ケガなく安全に農業機械を使うには?」ということを学ぶ研修です。
では、さっそく1限目、「乗用型トラクターの始業点検」の授業開始です!ちょっと薄暗い整備工場での研修ですが、たくさんの工具やオイルの匂いがするこういう空間、大好物ですので口元緩んでいたかもしれません。。。
トラクターを使った作業を始める前に点検しましょうね、ということで、点検項目と方法を教えて頂きます。
ここで、ボルトの緩みを見つける「振動検査」という方法を教えて頂きました。
ボルトをハンマーで軽く叩いて緩みを見つけるのですが、音ではなく、指をあてて振動で確認する方法です。音で確認するには、かなりの訓練が必要だとか。振動の方が簡単で、確かに違いが分かります・・・お、面白い!
「整備には深~い世界がある」(講師談)とのことで、今回は点検のみでしたが、整備も楽しそうですね。元機械修理のエンジニアの血が、うずうず(^-^;)
2限目、3限目は、「ロータリー、刈払機の安全使用」、「歩行型トラクターの点検、基本操作」の授業です。ここでは、デモンストレーションや体験を交えて、機械の危険性を学びます。
特に刈払機はホームセンターでも手に入りますし、ご家庭でもお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
お手軽ながら、かなりの事故件数があるそうです。
デモンストレーションでも、
空き缶に刃が当たって「パコーン!」っと、かなり勢い良く飛んで行きました(゚д゚)
木に刃が当たって刈払機一回転!これは怖いです、周囲に誰かがいたらと思うと・・・
といった実際の事故事例の紹介がありました。僕の親戚にもケガをしてしまった方がいますし、手軽だから安全ではないですね。
次の歩行型トラクターは、主に手で押して使うタイプのトラクターのことです。小さくてカワイイものもありますが、馬力があるので、人間1人の力ではかないません。
ここで、バック時にハンドルが跳ね上がる体験ができました。他の参加者の方が体験している光景を見ていても、結構勢い良く跳ね上がっています。
さて、僕の番。
えっと、アクセル確認、クラッチを入れて、
僕 「(゚д゚)!」
皆 「(゚д゚)!!」
僕だけ、持ち上がったまま2メートル近く引きづられました・・・僕だけ(T-T)
しばらく心臓バクバクでした。
このような研修を1日受けて来ましたが、とても充実した内容です。講師の方々もわかりやすい説明をしてくださいましたし、参加者の皆さんも真剣でした。研修を通じて、ちょっとしたことで防げる事故も多いんだなぁと感じました。利便性だけでなく、危険性もよく理解することが大切なんですね。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださってありがとうございます!
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